1992-03-25 第123回国会 参議院 商工委員会 第3号
○参考人(藤原福夫君) 先ほど申し上げましたように、八次政策下で一万二千八百名が離職後、現在の常用労働者は六千名程度ですから、当時は三倍ぐらい、二万ぐらいおったわけですね。これが八次政策で一万二、三千人解雇になりまして、三分の一残っている、こういうことです。一番最初は高島炭鉱から始まっているわけですけれども、そのうち今千二百名がまだ就職できないでいるということで、現役労働者六千名、常用労働者六千名で
○参考人(藤原福夫君) 先ほど申し上げましたように、八次政策下で一万二千八百名が離職後、現在の常用労働者は六千名程度ですから、当時は三倍ぐらい、二万ぐらいおったわけですね。これが八次政策で一万二、三千人解雇になりまして、三分の一残っている、こういうことです。一番最初は高島炭鉱から始まっているわけですけれども、そのうち今千二百名がまだ就職できないでいるということで、現役労働者六千名、常用労働者六千名で
○参考人(藤原福夫君) 一点目の問題につきましては、私ども先ほど申し上げましたとおり、対馬先生、炭労委員長と言いますが、きょうは石炭労協の会長として参ってございますので、そういう立場で石鉱害でもいろいろ申し上げました。 しかしながら、率直に言って国内炭は値段が高過ぎるということが一つ、それから品質的にはもはや海外炭だけでも十分やっていかれる、こういうような主張がちょいちょいございまして、結局日本の
○参考人(藤原福夫君) 石炭労働組合協議会会長の藤原でございます。 炭鉱労働者を代表して意見を申し述べる機会をいただきましたことに対しまして、心から御礼を申し上げたいと思います。 石炭労働組合協議会は、炭労、全炭鉱、炭職協、この三団体で構成されておりまして、今後の石炭政策のあり方に関しましては、この三団体が石炭労協に結集をいたしまして統一対応をする、こういうふうに申し合わせてございますので、その
○藤原参考人 確かに今度の答申で、均衡点というのはもやっとしておりまして、これから検討ということでございますが、私ども労働組合が三団体で相談をしたのは、やはり日本で石炭があるわけでありますし、それから今、十年後には一億四千万トン以上を需要するわけでございますから、一定のコスト問題はあったとしてもやはり石炭は基本的に残していただくべきであるという考え方でございます。 それで、先ほど言いましたように、
○藤原参考人 お答えをいたします。 八次政策では、結局一カ月ほど前に閉山提案が出て、雇用対策や地域対策が余りないままに閉山になってしまう、こういうことでございました。今度の石炭鉱業審議会でこういった立場から私ども労働者としての悩みをいろいろと申し上げまして、あらかじめ対策、いわゆる雇用転換をするにしても事前に対策をすることが重要である、こういったことについては皆様に御理解をしていただいた、こういうふうに
○藤原参考人 石炭労働組合協議会の会長を務めでございます藤原でございます。 炭鉱労働者を代表いたしまして陳述をさせていただく機会を与えていただきましたことにつきまして、心から感謝を申し上げる次第でございます。 石炭労働組合協議会は、炭労、全炭鉱、炭職協、この三団体によって構成されておりまして、今次「今後の石炭政策の在り方」に関しましては基本的に統一的な対応をとっておりますので、その立場で陳述をさせていただきたいと
○藤原参考人 お答えをいたします。 まず労働条件でございますが、賃金でいいますと、平成元年の労働省調べでは、月収で全産業平均が三十一万六千三百八十二円、石炭平均が二十九万五千八百六十四円で、決まって支給される賃金でいいますと九三・五%でございます。ただ、時間当たりで見ますと、全産業平均が千七百四十円、これに対して石炭平均が千五百十一円で、八六・九%でございます。 それから、最近五年間の賃上げ状況
○藤原参考人 お答えいたします。 私どもも、今の石炭企業が国内炭を生産しているだけでは企業としては存立しないという認識は持ってございます。したがいまして、今度の審議に当たりましては、一つは、石炭企業自身がもっと国内炭以外に何らかのいわゆる黒字になるといいますか、石炭の赤字を補てんできるといいますか、そういう事業をやるべきである、あるいはやらしてもらうべきであるという認識に立って、海外炭と国内炭とを
○藤原参考人 石炭労働組合会長の藤原でございます。 今後の石炭政策のあり方につきまして、労働組合を代表して意見を述べる機会を与えていただきましたことにつきまして、深く感謝を申し上げます。 私は、まず、第八次石炭政策につきまして若干申し上げたいと思います。 第八次石炭政策においては五山が閉山し、現存する山も大幅に縮小いたしました。この結果、一万二千七百名が解雇され、いまだに三千百名が未就職のまま